マンション投資のリスクを把握したうえで、不動産投資を検討してください。
融資審査の専門家、銀行借入・資金繰り改善コンサルタントの渕本です。
休日になると、私のところにも、不動産投資、特に、マンション投資の営業電話が、よく掛かってきます。
また、年金への不安や相続税の改正などで、不動産投資に興味をもっている方からのお問い合せも、増えてきています。
一方で、不動産投資・マンション投資が上手くいかない方からも、銀行借入返済や資金繰りについてのご相談もあります。
不動産投資・マンション投資は、簡単にできると思わないようにしてくださいね。
先日、マンション投資が、上手くいっていない方からのご相談事例をご紹介します。

◆ 都心の好立地マンションへの投資
◆ 自己資金はあまり無く、銀行融資でマンション投資を行った
◆ 他の部屋も、別々のオーナーが、マンション投資として所有
当初は、投資したマンションへの入居状況も良く、マンションの賃貸収入も安定していた。
しかし、マンション投資してから、年数が経過するにつれて、家賃が下落してきた。
また、別の部屋へマンション投資をしている、大家さんの入居者への考えが違い、
◆ マンションへの入居者の属性などが、バラバラとなり、近隣トラブルが発生
ご相談された、マンション投資の大家さんも、入居者を確保するために、
◆ 家賃を下げたり、入居者の属性などに目をつぶらないといけない状況に
当初、見込んでいた、家賃収入が大きく減少し、時には、家賃の滞納も発生。
経費や銀行借入返済が負担になって、資金繰りも悪化したというもの。
このような状況になっていると、投資したマンションを任意売却しようにも、
◆ 投資したマンションの売却価格が、銀行借入の残高を下回る
ということもあり、マンション投資に失敗し、銀行借入だけが残ってしまいます。
幸い、今回のご相談者は、他に所有資産があり、
◆ 失敗したマンション投資の銀行借入の残債については、別の所有資産を担保提供
◆ 赤字資産を売却することで、収支が改善して、銀行借入返済が可能
ということを資料を作成して、銀行への説明。銀行交渉により、危機を脱しました。
これから、マンション投資や不動産投資をお考えなら、このようなリスクもあることを、把握して、ご検討してくださいね。
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