融対物件 ゆうたいぶっけん (融資用語、銀行用語の説明)
融対物件(ゆうたいぶっけん)とは、何でしょうか?
銀行の融資担当者のなかには、一般的な言葉ではなく、銀行用語(融資用語)を使う人がします。
今さら、
・融対物件(ゆうたいぶっけん)って、どういう意味なのですか?
と聞けない方から、素朴な質問がありました。
元銀行融資審査役職者である、融資取引対策・借入交渉コンサルタントとして、銀行用語(融資用語)について、解説します。

【 融対物件(ゆうたいぶっけん)とは? 】
融資対象物件の略語です。
例えば、
・本社ビルを設備資金を借りて購入したケース
本社ビルが、設備資金の融資の対象となった物件ですから、融対物件と呼びます。
不動産投資のため、アパートを購入するために、アパートローンを借りたのなら。。。
そのアパートが、融対物件です。
自宅購入のために、住宅ローンを組んだのなら。。。
その自宅が、融対物件です。
事業資金でも、個人ローンでも使われる、銀行用語(融資用語)ですね。
一方で、運転資金の借入のために、不動産に抵当権が設定されていても。。。
その運転資金の融資で購入したわけではないので、抵当権が設定されている不動産は、融対物件とは言いません。
【 融資のことで、今さら聞けない、素朴の疑問でも、お気軽に、どうぞ 】
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