銀行を徹底的に利用したい場合の取引銀行の選び方は、どういう目的を持って銀行を利用するのかを明確にしましょう。

 

企業の資金繰りを安定化するために資金調達（銀行融資）をするだけでは、もったいないというのが弊社の考えです。

 

それを利用しないのは、もったいない。

 

優秀な銀行員は、自分の銀行に溢れている情報を上手く活用して、業績を伸ばしていますが、多くの銀行員は、溢れている重要な情報を上手く利用できていません。

 

だから、企業側から、それを引き出すようにしないと利用できません。

 

それには、どういう目的を持っているのか？を明確して、取引銀行へアプローチをする必要があります。

 

例えば、全国規模の情報が必要な企業なのに、地域密着型の銀行だけと取引していても、必要な情報を得られません。

 

逆に、地域の情報に精通しているのは、地域密着型の銀行で、メガバンクではありません。

 

高度な金融商品での資金調達（銀行借入）の多様化をしたいのに、規模の小さな銀行と取引していても、その目的達成は難しいでしょう。

 

海外との取引を目指したい、拡大したいと考えていても、日本国内だけで営業している銀行と取引していても、ノウハウの提供は受けられません。

 

あなたの企業が目指す姿を明確にして、そのためには、どの銀行との取引が効果的なのか？検討してください。