中小企業の借入を支援・コンサルティングをしている、銀行対策.com では、様々な情報収集をしています。
5月23日より、取り扱いが開始された
◆ 東日本大震災復興緊急保証
◆ 東日本大震災復興特別貸付
の実施状況が、中小企業庁から発表されています。
信用保証協会の別枠として新設された、震災復興緊急保証は、
◆ 3,859件・1,105億円 (6月11日から17日)
単純に平均値を考えますと、1件あたり約29百万円となります。
累計の保証実績からでも、1件あたり約30百万円 です。
震災復興緊急保証の無担保枠が、80百万であることを考えると、やはり厳しいという印象です。
日本政策金融公庫や商工中金の震災復興特別貸付は、
◆ 3,770件・626億円 (6月11日から17日)
こちらの単純平均融資実行額は、1件あたり約17百万円となります。
累計の融資実行額からでも、1件あたり約20百万円です。
こちらは、震災復興緊急保証より、厳しいようです。
▼ 中小企業庁のプレスリリース
http://bit.ly/lQf9rL
震災関連で、中小企業側が、十分な借入準備ができなかったということも、要因かもしれません。
これから、震災復興緊急保証や復興特別貸付で、借入をお考えの場合は、借入のための準備をしっかりとしてください。