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先日、秋田銀行が、信用保証協会の保証付きでなく、外部評価機関を活用した、ABL(動産担保融資)で、融資枠契約を締結したとのプレスリリースがありました。
ABL(動産担保融資)としたのは、秋田県の県魚であり、地域産業資源に指定されている「ハタハタ」など。
ABL(動産担保融資)で、融資枠契約を締結した中小企業は、
◆ 秋田県の中小企業(従業員22名)
◆ 業種は、水産加工製造・販売
だそうです。
秋田銀行が、今回、信用保証協会の保証を付けずに、外部評価機関を活用して、ABL(動産担保融資)に取り組んだ理由は、
◆ 地方銀行として、「地域との共栄」の経営理念があり
◆ 地域密着型金融推進の観点
◆ 地域経済の活性化
のためとのことです。
不動産を保有していない中小企業にとっては、地方銀行などの地域金融機関が、ABL(動産担保融資)を積極的に取り組んでもらえると、資金調達の可能性が、拡がりますね。
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(2012/4/12)
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