お客様から、
「うちの会社は、黒字なのに借入が難しい」
「うちの会社は、債務超過では無いのに、新規借入を断られた」
というご相談が、多く寄せられています。
そのようなお客様から、決算書を見せていただくと、実質赤字や実質債務超過である場合が多く見受けられます。
銀行がお借入のご相談やお申込を受け、財務分析をする時には、決算書の数字をそのまま使用する訳ではありません。
決算書の数字から、実質的な貸借対照表や損益計算書を作り、それを財務分析しています。
例えば、
・減価償却が未実施である場合は、減価償却をした場合に利益が確保できているのか?
・減価償却不足額を累計して債務超過になっていないか?
・貸借対照表の資産に資産性に疑念があるものはないかを調査して、資産性に疑念があるものを純資産から差し引いて、債務超過になっていないか?
などを行い、財務分析をしています。
したがって、表面上だけ決算書を良くしても、意味がありません。
むしろ銀行対策のうえでは、逆効果となる場合があります。
経営者が「今年も利益を計上しました」と説明して、実質赤字であった場合、銀行内部でのあなたの会社への信用は低下します。
それであれば、「今年は赤字となりましたが、今後このような経営施策によって黒字転換する計画です」とか、「今後、このような方針で債務超過を解消する計画です」とか説明された方が得策でしょう。
そのためには、まずご自身の会社の決算内容が、実質どういう状態であるのか?を把握するようにしてください。
*ご自身の会社が、銀行にどのように見られているのか?ご不安な方は、お気軽にこちらからお問い合わせください。
また、事業計画書や経営改善計画書を作成して、今後の経営方針等を説明するようにしてください。
*事業計画書や経営改善計画書の作成について、分からないことがございましたら、お気軽に銀行対策.com対策へこちらからお問い合わせください。
5.銀行は、あなたの会社をどう見ているのか?
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